捧げるソネット 5月分

はじめのころは かぞえていた

いくつ トンネルをぬけるのか

でも いくつもいくつも通過するうち

忘れてしまった どうでもよくなった


そして気づいた 毎日がトンネルだと

眠りと目ざめ いやなこと すきなこと

だから傷ついた 思いどおりにいかないときは

晴れの日と雨の日 ソングとエレジーのはざま


ひとりで生きていけない 生きられない

わたしのとげとげの こころの残滓を

あなたは素手で受けた 傷だらけの


ひとりでは終わらない はじまらない

あなたは なみだぼろぼろ こぼして

わたしも素手で受けた 痛みとともに







by puffin99rice | 2018-05-13 18:21